雁渡る 過ぎし一夜の なんとも浅し 楽しかったあの一夜が、20年経っても忘れることのできない宝が、 あの人にとっては、つまらないというより、とるに足らない、思い出にもならないものだったなんて、 あたしはやっぱり馬鹿だ。