ながいめで みるはむずかし うめはやし
生来せっかちであわてものです。
それだけならまだ良いのですが、いっしょにいる人まで落ち着かないと言われます。
気をつけてはいます。
犬までが、わたしと散歩するときは、決まったコースを、脇目も振らず全力疾走し、地面ばかり見るものだから、低いところにある木の枝にぶつかったりします。
手っ取り早く、要領よく仕上げることは、得意です。
見直しがとても苦手です。
むかしから、書類も手紙も、始末書までも下書きなどしたこともなく、それでなんとか、どうにかこうにかしのいできました。
ところが今、仕事にしている手仕事、小さなサイフ、ジュエリーケース、ポーチなどをネット販売しているのですが、ここでは、そうはいかないのです。
悪いレビューが付くと、途端に売れなくなります。
一度購入したものが、簡単にはずれたり、ほつれたりすれば、もう二度と見てはもらえないのは当たり前の話です。
理想は、リピーターが増えることですが、現状は、とても厳しい状態です。
「これくらいなら、ま、いいか」と思ってしまう。
売るということは、とても厳しいことです。
自分は、このての仕事には向いてないのだろうとは思うのですが、好きは好きなので、続けていきたいと思うのです。
それに、急ぐと余計に手間がかかり、時間も労力も何倍も必要です。
さらに、ほどいたりやり直したりすると、生地がいたみ、弱ります。
今年の重大テーマです。