きりぎりす あさってのこと かんがえず
イソップ寓話「アリとキリギリス」
毎日せっせせっせと働いて、食べ物を集めてきたアリ。
対照的に、あしたはあしたの風が吹くと、テキトーに遊んで過ごしてきたキリギリス。
冬が来て、食べるものが無くなったキリギリスは、アリに食べ物を無心する。
ひとのいいアリは、気持ちよく分けてやる。
ところがこの話には続きがあって、確か星 新一だったと記憶しているのですが、
食べ物を貯蔵しすぎたアリは、集めた食料が発酵し、酒になってしまったと。
どうしていいかわからないアリは、キリギリスをまねきいれ、連日飲めや歌えの大宴会をもよおし、その先どうなったやらわからないというのが、ことの真相らしい。
人生は、思うようにいかないことばかり。
半分以上はあきらめて、あとは少し努力して、気楽に波に乗ろうではありませんか。
ということらしいです。