ねぎぼうず いつかばけると めしのたね
年寄りって、理屈抜きにマゴを可愛がるものだと長いこと思い込んできました。
大きなまちがいでした。
祖父母は、親よりも学歴が大好きなのです。
もっと言うなら、それを手に入れることができなかったマゴはどうでもいいというか興味がないらしい。
俳句の会でも、マゴが早稲田に通ったとか、何処そこの医学部に合格したとか、聞きもしないのにこの季節は、桜より重要なようです。
思うように行かず、年端もいかないのに、もう人生の壁にぶち当たったマゴをまず目に入れるべきです。
マゴは、自分がどうランク付けされているかくらい、よくわかっています。
飼い犬が死んだときは、ぼろぼろ涙を流していた子が、爺ちゃんが危篤と聞いて、ゲーム機を離さなかった。
当たり前です。