くさもゆる にわさきとこや ありしころ
むかし、理髪代を節約するため、玄関先に椅子を置いて、子どもを座らせ、ビニールの、それ用の円形のシートを首回りに合わせて掛けバリカンやハサミで髪を切られていた時代があります。
さすがにプロはプロ、シロウトはシロウト。
前髪を眉の上2センチで揃えて切ったつもりでも、ガタガタ、横と後ろは耳の上で揃えてきったつもりでも、ガタガタ。
子どもの目にもおかしかったのでしょう。
学校で笑いものにされて、とてもユウウツでした。
ママ母に遠慮して、「イヤだ」とは言えず、わたしの人生はどこを切り取ってもブルー。