秋 さ ぶ し 包 丁 研 ぎ は 軒 先 に

あきさぶし ほうちょうとぎは のきさきに

手芸店の店先に、ワゴン車の後ろの屋根を跳ねあげて、「ハサミ、包丁研ぎます」の看板。

わたしのハサミは、この店で買った物だけど、ステンレス製で、とても重く、素材のせいで、研ぐこともできなくて、後悔しています。

店員さんや店長さんは、客に合うものを勧めているように見えて、実際は自分たちのノルマや、売れ残りに目がいくようで、なんかいろいろだまされた気がします。

糸掛けに、あきれるほど時間のかかるややこしいロックミシンもここで買ったし。

友だちは勧められて、ミシンも買いました。

「刺繍が出来ます。可愛いですよ。お孫さんがよろこびますよ。」

刺繍なんていらない。

最近の子どももママもそんなもの「ダサイ」とか、「オカンアート」とか言ってバカにします。

直線縫いがしっかりできればいいのです。

少し厚手のものも縫えればなおいい。

ジグザグや変わった縫い方は必要ないのです。

ハサミも、腕のチカラが落ちてきたのか、年々重みが増したように感じるし、研げるハサミに買い換えようと思います。

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