たんざくの こよりはでばん いきみだま
イキミダマとは、お年寄りを、尊敬の念を持って言う、俳句ことばです。
今、保育園や幼稚園の七夕の短冊や飾りは、どうやって竹笹に結びつけているのでしょう。
お年寄りの通うデイケアやデイサービスでは、昔ながらの「こより」を皆さん、といっても女性の皆さんに作ってもらっています。
ヨレヨレしないで、ピンと立つのがじょうずとされ、うまく出来るようになれば、イイトコにおヨメに行けると、女学校の先生に言われて、励んだけれど、ちっとも良くなかったなどと、人生の総括、恨みつらみを混ぜながら、おしゃべりに花が咲きます。