けものみち あえぎあえぎに やまわらう
山の頂から長く続く、いちばん高い線の、端っこのもう下りかけたところに、小さなほこらがあります。
その昔、何かとても悲しいことがあり、そのみたまを慰めようと、誰かが建てたものかと勝手な想像です。
そこに至るまでの道は、開発されて、途中までならバスも通れるのですが、それでは面白くないので、急峻で狭く、樹々の走り根が這い回っている近道、たぶん獣道のような道をゆくことにしました。
大げさではなく、息も絶え絶え。
平気だったはずなのに。
けものみち あえぎあえぎに やまわらう
山の頂から長く続く、いちばん高い線の、端っこのもう下りかけたところに、小さなほこらがあります。
その昔、何かとても悲しいことがあり、そのみたまを慰めようと、誰かが建てたものかと勝手な想像です。
そこに至るまでの道は、開発されて、途中までならバスも通れるのですが、それでは面白くないので、急峻で狭く、樹々の走り根が這い回っている近道、たぶん獣道のような道をゆくことにしました。
大げさではなく、息も絶え絶え。
平気だったはずなのに。