こがるれば しゅうりんをゆく ひをかかえ
人を恋うということは、まことにやっかいなモノを心に持ちまわるということで、さんざんな思いをしてひどく疲れるのは本人だけ。
ましてや人目にそれとわかるのではないかとかまで心配しだすとキリがない。
火の玉を持つというかタイプのちがう憂うつを抱え込んだ感じでしょうか。
ある年齢に至れば、ゆったりと過ごすのが何よりと思われるのですが、そうでないというか、そうもいかない、そうはできない人も多いようです。
気持ちだけで収めておけばいいものを、踏み出すチャレンジャーもいて、世間はなんともかまびすしいものです。