てんてきの しずくふとりて ささごなく
「笹子鳴く」ウグイスの子どもがホーホケキョができるようになるまでには、少々時間がかかります。
最初はチッチッチという感じでしょうか。
それを俳句の世界では、笹子鳴くと言うようです。
時間のかかる点滴は、じわーっとしずくが大きくなって、限界がきてポタリと一滴の繰り返しです。
こんなことで、このバケツのような液体がいつになったらぜんぶ終わるんだろうと陰鬱な気持ちになります。
病気もケガも、思うほどには回復せず、入院はただただ退屈、不安。
それでも治ると確証があればありがたいことですが、なかなかそう都合よくはいかないようです。