炎 天 下 仏 間 暗 闇 気 配 し て えんてんか ぶつまくらやみ けはいして 炎天の外から帰って来れば、ふだんでも薄暗い仏間は、目が慣れるまで、真っ暗。 何かおどろおどろしいものが、出やせぬか、 いや、きっと何かいる。良きものか、はたまた悪霊か。