すいちゅうか さびしきほどに うそをつき
現代版水中花は、水ではなく何か花をイキイキと持たせる液体に浸けてあり、本物か作り物かよくわからないほど精巧にできています。
水に造花をドボっと漬ける水中花は 昔からあり、堂々と窓辺に飾られていたものでした。
花は、紙や木片で作られ、毒々しいほど鮮やかな色を塗られ、根にあたる底部に重りが付いておりました。
花は、赤か、白か、黄色ときまっており、葉と茎は同じ緑。
単純ながら、菊と牡丹の区別はついたようです。
今思えば、よくまああんなモノ飾ったなあというのが感想です。