ざんにんを きわめてしずか ありじごく
ウスバカゲロウというトンボに似た種類の幼虫の仕業らしいのです。
細かい砂を使って、小さな山を作り、(細かい砂の方が効率がいいらしい)
真ん中に滑り落ちたら、もう上がれない穴を開けて、落ちたアリに、砂のつぶてを次々投げつけるという、極めて残酷な殺戮方法です。
目立たない仕掛けなので、必ず獲物が落ちるとは限らないため、
3ヶ月ほどなら、飲まず食わずで、生きられるとか。
捕えた獲物には、消化液を注入し、その毒性は、フグ毒の100倍を超えるとか。
獲物にされたアリは、黒変して、息絶えていると聞きました。
なんとも恐ろしい、息の根の止め方です。