梅 雨 の 月 上 が れ ば ひ と り な お 寂 し つゆのつき あがればひとり なおさびし 梅雨の夜に月は要らない。 力のない、薄ぼんやりしたお月さまを見ると、余計に寂しくなるのが不思議です。 音楽があってなお、月が出てなお、励まされてなお、寂しさが増すことはあるのです。