新酒(しんざけ)の 樽の青さの 味もして 新酒会、底冷えの朝も、この日ばかりは気にならず。 五種類も呑まないうちに、味は混ざってしまう。 地鶏のご飯を食べながら、酒蔵の煙突を見上げる。 筑後川の水、豊穣の土地に育った米で造られた酒。 いまここにいる幸せ。