熊本の球磨川が決壊し、大きな被害が出たのは去年のこと。
上流にダムの計画があったものの、勇壮な球磨川の流れを残したいと、先人たちの議論で見送られた経緯があったと。
おかげで球磨川下りの激しさも山の逡巡さもそのままで、魅力ある山里が人々を魅了し続けてきたのですが、昨今の異常気象では、こんな大河も決壊させ、またダム議論が起こっているらしいのです。
それまでは、河岸に大きな大きな土嚢を積み上げ、応急処置です。
時間が経ち、季節が移り、縛られた土嚢の口にも草の種が飛んだのでしょう。
キンポウゲや何やかや雑草が芽を吹き始めました。
コンクリートの護岸が出来てしまうのでしょうか。