はいせんの きまるてつろに はやすすき
日田彦山線。
単線です。
無人駅もいくつもありました。
沿線は、何の変哲も無い、小さな工場や、小さな家々ばかり。
ただ無人駅のそばには、有名な湧き水が溢れ、そこだけ賑わっているかんじでした。
こんな鉄道があるんだと思いながら、乗ったのは半年ほど前、東峰村で行われた山伏の護摩焚きを見に行ったときです。
あれから少しして、北部九州豪雨で、線路ごと流され、復旧には何年もかかるだろう、久大線の後になるだろうと呑気に思っていたのですが、まさか廃線になるとは。
廃線が決まったのも早かったけれど、あきらめたように、きれぎれの線路には、ススキや雑草がまるで待ちかまえていたようにはびこっています。
さみしいことです。
もともと赤字路線だったのでしょう。
代行バスが走るそうです。