左 義 長 の 焔 上 が れ ば 人 想 ふ

さぎちょうの ほのおあがれば ひとおもう

左義長は、どんと焼きのことです。

松の内が終わったころ、シメナワや、出来損ないの習字など持ち寄って、竹を切ったものなどといっしょに焚きつけるのです。

担当は消防団です。

それにしても、人間は、火が好きなのだと思います。

野焼きしかり、どんと焼きしかり。

それぞれに意義や意味を強調するけれど、たとえばロウソクの火でも、見つめることで、まるで日記を書くように、心を整理できるような気がすることがあります。

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