われもこう きょうやることは あしたにす
ワレモコウという、秋の草というか、アレは花なのか、かわいくはあるのだけれど、あまのじゃくで言うことをきかないワンパクボウズのような風情の植物があります。
手ごろで、アクセントになるからか、秋のささやかな花束には、付け足しのように組み込まれています。
面倒なことは、後に後に。
「あしたになれば、なんとかなるさ」
そんなふうに生きてる人もいるけれど、わたしには理解できない。
今後起こりそうなことは早めに予想して、悪いことも充分想定して、今できることをできる限り手を打っておく。
そんなアリとキリギリスの、アリのような生き方をしていて、落ち着いて見渡してみると、なんかキリギリスの方が、幸せになっている気がする。