さえかえる ざつおんおおし むんくのて
じつはムンクは叫んではいなかったと近年言われています。
母親や姉を早くに亡くし、大きな不安を抱えた人生を表しているというのが、一般の見解とか。
耳をふさぐ、あの両手。
ムンクの不安には遠く及ばないものの、生きていく上で頼みもしない忠告やアドバイスの多いこと。
そのほとんどは見当違い。
一般人は、必ずと言っていいほど、さらに不幸な人を引き合いに出すものです。
人に説教など必要ないのです。
決めるのは本人でしかないのですから。
整理するために、言葉にしているような気がします。
居ればいい。
聴いてくれれば充分。