ちからかげん うえたになえの たばをなげ
田植え機の無かった時代、苗は、ワラで結んで束にしてあり、
それを離れたところから、田に投げ込んでいたものです。
何人もの早乙女が、横一直線に並び、
苗は、糸を引いたようにほぼ正確に、植え付けられたと記憶します。
昼餉を用意するのも、一苦労で、大きなアルミの炊き出し用のヤカンに、
麦茶を沸かし、冷まし、
手軽に食べられるオニギリやら、オカズの数々を、手間をかけて作ったものとおもいます。
その辺は、ワタシも小さかったので、記憶には残っていません。
ただ野菜を大量に洗ったり、仕事を終えた農具を洗ったりで、井戸が活躍していたことが、印象に残っています。