ペン持つ手 隠したき思い 冬の暮れ

手は年齢を現す。となりの美しい指の前に、
自分の節くれた手を出して、メモを取ることが、いやだなと思う。
炊事も洗濯もしてないのか、白魚のような指。
しわしわでごつごつの手を出すのは、ちょっと勇気がいるのだけれど、
そんなこと言ってもいられない。
あー、今日も疲れた。

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