おちばふむ こしゅうのまちの いしだたみ
佐世保。
旧日本海軍の街。
そして米軍の軍艦の寄港地でもあり、立派な道路が走り、軍港をぐるっと巡る道路もさすがに立派です。
そして近年は、ハウステンボスなる、広くてただ疲れるだけの観光地も出来、観光客を集めています。
人びとの暮らしも、昔から変わらずそこにあり、小高い山の中腹にも住宅地がひしめき合っています。
むかし、何があったのか知るよしもないのだけれど、一箇所だけ、200mくらい、古い石畳の道を見つけました。
両側は石積みの民家が建ち並び、特に豪邸というわけでもありません。
人っ子ひとり通らない石畳の道は、かさこそと音を立てて落ち葉が走り回るだけです。
静かな秋です。