かんじゅーす あなはにかしょに あきえんそく
今の小中学校は、話によると、一、二、三学期ではなく、前期と後期に分かれているとか。
むかし遠足は、春の歓迎遠足、秋の鍛錬遠足、三月のお別れ遠足と、三回ありました。
決められた金額で、駄菓子を買い集めて、持っていったものです。
缶ジュースは、ありました。
端に穴開けのためのおかしな形のものが、フタにぺったりと、くっついているというか、はめ込んであり、それで穴を開けて飲んだものです。
今のプルタップは、画期的な発明です。
話を戻しますが、その穴は、ひとつ開けても、ジュースは飲めないのです。
向かい側にもうひとつ、合計ふたつのアナが必要です。
アタマの悪いアタシは、その理屈がわからなくて、不思議で不思議でなりませんでした。
炭酸はありませんでした。
ネクターみたいな、濃厚なジュースだったように記憶しています。