みずひきそう かわかぜうくる ぶろっくべい
水引草。
秋のはじめの頃、小さなサンゴのような赤い珠という風情の花をつけます。
とてもかわいくて、そのうえ一生懸命な感じがします。
見かけのわりにはたくましく、石垣やブロック塀のすき間など、ちょっとしたスキマでも強く根を張り、とくに水やりなどしなくても大丈夫です。
雑草並みの強さです。
うらやましいことです。
あたしは、見かけはデカく、何にも考えてないように見えるらしく、「ストレスがなくていいね!」なんてよく言われます。
実際は、打たれ弱く、小さなことで傷ついて、それをねちねちと忘れずにいて、何日も布団かぶって寝て、回復を待つのです。
情けないことです。