うんめいは ぐうぜんとなり かわこおる
ワタシは信号機が埋まるような豪雪を知らない。
むかし中国残留日本人孤児の説明会を、のぞいたことがあるが、
たしか「いでまごろくさん」が、
中国とソ連と、朝鮮の国境地帯、牡丹江の、大きな川が凍るような極寒地帯の、橋の下に、日の丸の国旗で包まれ、日本刀を脇に置かれた孤児が見つかったとの、話を聞いたことがあります。
偶然見つかった、その子はやがて、中国人の夫婦に引き取られ、中国人として、育てられた。
日本の国策事業で、その親もろともきこくしたと。
その筆舌に尽くしがたい苦労も、運命なのだろう。
神様はときに残酷だから。
公平などとあろうわけもない。