くりしますろーず ときには いけんいえ
クリスマスローズという花をご存知でしょうか。
多年草、毎年放っておいても芽を出します。
英国では、クリスマスに咲くように、温室栽培されるそうですが、そうでなければ二月三月頃に咲きます。
いろんな色があり、けっこう大きな花をつけるので、ファンは多いと思います。
わたしも好きです。
ただ、とてもうつむき加減なので、生け花にすると、花が見えません。
たまにはまっすぐ向いて咲けよと思ってしまうわけです。
うつむき加減というのは、便利なもので、しとやかでたおやか、清楚で上品、人間のオンナだとそういう評価を受けます。
無口と控えめとはちがいます。
静かでいて、根性の悪い人、います。
わたしみたいに、ちゃあちゃあしゃべると、ガサツで下品でたくましいと思われがちですが、人が思うほどひどくはないと言いたいのです。
ごくたまにですが、いい人のときもあるのです。
誰も気づかないだけです。
今年は、クリスマスローズのように、うつむき加減で、ひっそりと、誰かが支えてやらないとオーラ全開に、人格を変えてみせます。
やればできるような、そんな気もしてきました。