えつりょうの こぶねたいがの ほんろうす
全国にここだけ、筑後川で、今行われているえつ漁。
大昔旅の途中で困っていた弘法大師に手を差し伸べた漁師にお礼として、
ヨシの葉を魚に変え、困ったときにはこれを食せよと仰せられたとか。
一級河川の下流は、驚くほど大きな河川で、今にも降り出しそうな空は徹底的に低く、
結構な波もあり、夫婦で小さな舟を出しているような、小さなえつ漁舟は、
ときどき見えなくなったり、苦労している様子が見てとれます。
ネズミ色一色の景色の中で、赤い昇開橋だけが目印です。