麦 の 芽 や 薄 日 残 さ ず 掻 き 集 む

むぎのめや うすびのこさず かきあつむ

麦は初冬に蒔き、10日ほどで出てきた芽が寒さに耐えながら、

少しずつ伸びてゆきます。

霜枯れることもなく、葉を伸ばしてゆくようすは、

寒さのなかじっと春を待つ強さを感じさせ、

希望を見出すような気にさせるところがあるのかもしれません。

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