のやきまつ さがれさがれと おわれしも
阿蘇の野焼きは壮大です。
はじめは、どこに火が点いたやらさっぱりなのですが、しだいに舐めるように走り出します。
煙はまだ見えません。
相当な時間を経て、ぐわっと燃え上がり、それは圧巻です。
危険のないよう、消防の方々の準備、ご苦労を思いつつ、ちょっとお手伝いなどしたい気分です。
においは長く残ります。
完全に鎮火して、さらにどしゃ降りの雨のあとまで、草の燃えたにおいは残ります。
やがてこの焼け跡に、草花が萌えるように育つことなど、この時点では想像もつきません。