跳 び 箱 の 突 き 手 の 音 に 万 緑 や

とびばこの つきてのおとに ばんりょくや

まだ山が緑を深めていたときのものです。

恥ずかしい話ですが、わたしは跳び箱が飛べなかった。

ぼてっと上に座ってしまう。

あの長さが恐怖。

上手い人は、踏み台を踏む音がちがう。

飛び上がって、身体を水平にして、おもむろに手を突いているように見える。

すばらしい。

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