路線バス 冬の川沿い 辿るごと

路線バスは毎日の仕事だろうが、初めて乗る人には、心をうたれることがある。
暗い暗い夕暮れ時、バスは狭い道を走る。
停留所から停留所までがやたらと遠い。
道は川岸をぴったりくっついて、川は蛇行して流れも速い。
大きな石がごろごろしていて、川岸には水草も多い。
どこの停留所でもあまり人の乗り降りはなく、バスはひたすら終点に向かう。

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