いどうはんばい こしかけてまつ やまわらう
遠いむかし、引っ越してきたころは、おおいに賑わった団地です。
若者が、親世代と一緒に住まなくなって久しいです。
大きな街だった団地は、ひとり暮らしの老人ばかり。
買い物にも不自由してきたところに、移動販売車が曜日と時間を決めて、
決まった場所に来るようになって、ずいぶん助かっていると聞きます。
年寄りは、早め早めに準備して、寒さが厳しいときはだるまのように着膨れして、販売車をまちます。
待つ間の、コミュニケーションも、楽しいものだとか。
明日は我が身です。
楽しく老いてほしいものです。