炬 燵 舟 船 頭 唄 ふ お 立 ち 酒

こたつぶね せんどううたう おたちざけ

柳川の掘割をゆく川下りの舟に、コタツが入ったそうです。

コタツ舟と言います。

船頭さんは、年配で、ベテラン、当地の歴史にも強く民謡も上手です。

「お立ち酒」

宮城県民謡。

嫁に出す娘を思う親の心情を唄ったものです。

「 お前、お立ちか。身を大切に。

流行り風邪などひかぬよに。

名残り情けのくくみ酒。」

今のように、気楽に里帰りなどできなかった時代の唄です。

船頭さんの、唄い慣れた少しかすれた声は、さらに旅情をそそります。

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