厄 晴 れ の 瓢 箪 寒 苦 な ほ 軽 ふ

やくばれの ひょうたんかんく なおかるう

厄払いというのがあって、年齢が決まっています。
幾つか忘れたけれど。
オトコとオンナで違ったりおんなじだったりするようです。
神社の裏に、いっぱい漆塗りのひょうたんがぶら下げてあるのは、その厄を閉じ込めたもののようです。
生のひょうたんだから よく見ると形もさまざま。
雪混じりの突風に吹かれて、からからと乾いた音を立てます。
長い一生のうちには、ついてないことや、災いが続く時期もあり、それを厄と捉えて、 前もって、封じ込めたと本人が安心できるなら、なによりでしょうか。

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