前 を 向 け 何 な り 言 へ と 秋 の 風

まえをむけ なんなりいえと あきのかぜ

他人の話を聴くことの難しさ。
おそらくは訓練を要するほど難しいことではないかと思います。
人が、人の話を長く聴くことは、なかなかできるものではないからです。
どうしても、途中で遮って、説教したくなるものです。
そしてさらに、もっと不幸な人を例に出す。
「あれよりマシだろう」
でも、それでは解決にならない。
話を聴くということは、真意を確かめたり、整理がつくように誘導するにとどめることしかないのではないかと思います。
結論は、本人が出さないといけない、そうでないと実行できない。
よく分かりもしないのに、決めつけたところで、相談した人間は、「あゝ、この人に言うんじゃなかった」と、時間と労力の無駄を後悔するだけです。
その後の、報告の義務まで背負うことになります。
思いつきで、喋らないこと、断定しないこと。
いつも心掛けているけれど、しまったと、思うことあります。
反省しています。