凌 霄 花 (のうぜんか) こ こ か ら 下 り 先 の 空 凌霄花 / zamojojo ノウゼンカズラは、ほかの樹を頼りに 上へ上へとずんずん登りながら、キリッ とした花を咲かせて行く。 もうこれ以上登りきれないところまで 来ると、一瞬空に手を伸ばし、空を掴 んで、さあそこから一気に下りに入る。 その最後のところで、判断するのだろう。 潔いものだ。