ペ ン 先 の カ ル テ ち ら と 見 秋 の 雲

ぺんさきの かるてちらとみ あきのくも

少し前まで、手書きだったと思うのです。
パソコンになって、年寄りは大丈夫?
ろくに顔も見ないで、病気の、わたしの何がわかるのかとの不満をあちこちで聞きました。
経験から、じーっと見つめなくても、医師は体調や抱えている問題の大きさを測ることはできるのでしょうが、それではどうしても納得がいかないらしい。
それにしては、器械は好きで、レントゲンやCTを撮られると、どことなく明るく、充実した感想を聞くのです。
わたしもこうなるのだろうと思いながら、不平不満を聞くことになるのですが、否定や説得はしません。
本人が、そうだと信じていることですから。
たまに年寄りの言うことの方が当たっていることも無きにしも非ずです。
朝の10時に、外来患者ゼロ、療養病棟満床なんて、怪しげな病院もありますから。
みんな、自分のカンや相性を頼りに決めていくしかないのでしょう。