も う 縁 の 切 れ し 故 郷 の 新 酒 自 慢

もうえんの きれしこきょうの しんしゅじまん

酒造りの町で、幼い日を過ごし、ときは立ち、人は亡くなり、

しだいに縁も薄くなり、ついには無くなった。

でもこの町の風情、思い出は、しっかりとあり、消えることはない。

まだ故郷と言っても、許されるような気がして。

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