いのこづち ヒートテックに なじめずに
むかしの子どもたちは、みんなセーターを着ていました。
秋の遠足は、山登り、草スキーなど、それもかなり遠方まで歩かせられたものです。
田舎道は舗装もしてなくて、道は狭く街路樹といったものも整備されておらず、道の両側は、秋の雑草が生い茂っておりました。
当然イノコヅチやその他、服にくっ付いて運ばれる種類の雑草を
いっぱい付けて帰ったものです。
なかなかしつこくて、取るのも一苦労でした。
今、人々は、毛糸のセーターを着ることが減りました。
軽くて、ちくちくしない快適な衣類が一般的になったからです。
秋風が吹き出して、むかしのことを思い出した次第です。