雁 渡 る 海 へ 出 ず れ ば な お 高 く

かりわたるうみへいずれば なおたかく

高層ビルやマンション、電線など、団体で空を飛ぶには障害物が多い陸地を離れ、なんの妨げもない海へ出ると、いちだんと高く、そして隊列を整え、特に急ぐでもなく、悠然と遠い空を渡っていく。
旅立つに当たって、充分な準備がなされたのか、家族は無事か、鳥だから自分さえ元気ならそれでいいのか、元気じゃなくて、途中で挫折して死んだとしても運命だと受け入れられるのか、ぜんぜんわからないけれど、長い旅を、落ちこぼれることなく、元気で乗り切ってほしい。

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