菱 採 ら ぬ 水 面 波 紋 の 暗 映 り

ひしとらぬ みなもはもんの くらうつり

菱の実、むかし西鉄柳川駅の構内で露店のように売っていて、新聞紙にくるんでくれたものです。

ビタミンも豊富で、身体にとてもいいと言われつつ、最近はまったく見かけないのは、甘みがとても薄くてなんとなく水っぽくて、簡単に言えば美味しくないからかと思います。

繁殖しているのに、採る人がいないのは寂しいことです。

水のきれいなクリークは堀と呼ばれ、中に生息している虫のせいか、ときおり小さな水の輪が広がります。

見飽きない風景です。

この句も読まれています。

出 柩 の 合 図 の 泣 い て 凌 霄 花(は な)の 落 つ... 1976 Cadillac Miller-Meteor Hearse / That Hartford Guy あの世に旅たつ人の、最後の声のように聞く、霊柩車のクラクション。 走馬灯のように、思い出が巡る。 はなむけだろうか。 ノウゼンカズラの、オレンジのあざやかな花が落ちた。 花の形そのままに。...
闊 歩 す る 眼 光 増 し て 羽 抜 鳥 夏を迎えて、羽の抜けたにわとりなどを、羽抜け鳥というらしい。 冬の間の、ふさふさの時には、見えなかったものが見える。 まず、意外と高く脚を挙げて歩くこと。 あの脚の動きと、首の動きの連動の無さ、ぎこちなさは変わらない。 毛が抜けたせいか、眼が鋭い。 とさかが大きく見える。 見た目はかなりお粗末ながら...
偶 然 と 見 せ た る は 蛍 か 神 か ぐうぜんと みせたるは ほたるかかみか 世の中は偶然で成り立っているように見えて、実は巧妙な必然の組み合わせだと、読んだことがあります。 すべては、神か仏かはわからないけれど、大いなるものの力の下だと。 そうかもしれないと思うのは、歳のせいでしょうか。 どうにもならないことは、力を抜いて、流れに...
里 山 を 胸 に 蔵 ひ て 卒 業 す さとやまを 胸にしまいて そつぎょうす とくに海があるわけじゃなし、高い山も有名な寺社もない、ごく普通の田舎町の高校です。 多くの生徒が都会に出ることを目論んだことでしょう。 難しい大学に入った子には、町から一発の奨学金が出ることも、奮起させたひとつかもしれません。 鹿児島県伊佐市。 冬は...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください