あらぼしや にくしんのえん うすきとて
年寄りが言う、迷信のような言葉や言い伝えは、若いころは馬鹿にしてろくに聞きもしなかったけれど。
人にはそれぞれ、持って生まれた「さだめ」なるものがあるらしいとのこと。
ジムで、友だちになった呑み屋のママがサウナで言っていました。
もしかしたら当たっているのかもしれないとこのごろ思うこともあります。
「 肉親と縁が薄い 」
親に恵まれず、たったひとりの妹とも、すっかり疎遠。
定めと知れば、なんてことはない。
割り切って生きていけます。
人と比べることもありません。
ただ、句会では、母ものや、子どもを詠んだ愛情深い句は採れません。
なんか、気持ち悪くなるからです。