石切り場 一時雨(ひとしぐれ)きて 日は暮れて

石切り場のあの無味乾燥な雰囲気が、一雨くると
表情を変える。
石は濡れて潤い、瑞々しい。
この先ひと雨ごとに秋から冬へ季節は移ろう。
柿や銀杏の落ち葉が楽しげに散るのとはちがい、
大きな石が尖ったままに雨に濡れるのは迫力がある。
雨が降るたびに、落ち込むことができるというか、
それほど頻繁に辛いことがある。
小さな幸せを探すのはむずかしい。
その前に大きな心配に押しつぶされたり、言われたことに
傷ついたり、つまづいてばっかり。
平穏な一日が、このところない。

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