炎 天 の 参 道 割 り て 柩( ひつぎ) 出 す

長屋のように連なった参道の店の裏はどうなっているか。
表が狭いからといって、奥までせま狭していると思ったら、大間違いだった。
驚くほど、立派なお屋敷とまではいかずとも、なかなかの構えのである。
30℃を越すというなか、まるで手品のように、道ができ、柩が運び出された。
そしてすぐに元どおり。
何事もなかったように商売が続く。
ほんとに何ごともなかったように。

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