浦 上 の 眼 の 無 き マ リ ア 桜 降 る

うらかみの めのなきまりあ さくらふる

原爆で傷ついたマリア像。

このサクラを届けたいとは、多くの信者の思いでしょう。

長崎には、「この子を残して」の作で知られる永井隆氏が、原爆症で亡くなる前に、本の印税で、サクラの苗木を相当数購入され、人々の手によって植えられ、今はもう代替わりして、それでも受け継がれていると聞き及びます。

浦上の天主堂は、原爆により全壊したのち、薄いコンクリートの粗末なものが建てられ、それもまたそれなりの歴史を背負っており、それなりに立派な姿に見えたのですが、ローマ法皇をお迎えすることが決まると、即刻現在のものに建て替えられ、むかしの苦悩の面影は跡形もなく、立派すぎてがっかりしたものです。

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