揚水(ようすい)の 発電残して 山眠る

水を高いところに引き上げて、落す力で発電する発電所がある。
ずんと眠り込む山の中で、そこだけが活動している。
山はいつからか素知らぬ顔。
葉を落す樹々があり、変わらぬ緑の樹々がある。
いつもの冬の景色。

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