孤 雁 行 く 海 目 指 し ゆ く 消 ゆ る ま で

こがんゆく うみめざしゆく きゆるまで

ガンは渡り鳥です。

2〜3月にシベリアから渡って来、9月の終わりごろ帰って行きます。

V 字形に編隊を組み、エネルギーの消費を抑えながら、時々交代しながら飛ぶそうです。

当然先頭は力のある雁が担当します。

広い海原を渡るため、おのおのが木の枝を咥えて行くと聞きます。

その枝を海に浮かべ、一呼吸、休むためです。

一羽で長旅をする雁もいます。

心細いことでしょう。

中には、病やケガ、体力、他にも事情があるのでしょうか、渡りに加わらない、残り雁もいます。

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