夜 神 楽 の 溢 れ 松 明 顔 半 分

よかぐらの こぼれたいまつ かおはんぶん

たいまつが燃え盛る、火は人々の顔を半分だけ明るく映します。

ロウソクの炎とは、まったくちがう激しい火の粉です。

じっと見つめる人間のアタマの片隅の片隅に埋もれているものを引っ張り出すのかもしれません。

平家の安徳天皇は、身代わりだったという説が世間にまかり通っています。

那珂川町にも、安徳天皇稜という立派な御陵があります。

発掘したわけではないので、本物かどうかは疑わしいのですが、その魂を鎮めるために毎年、よりによってこの寒い季節に夜神楽が催されるのです。

罪無くして、この世を去らざるを得なかった人の魂は、いずれはおさまるものでしょうか。

豪族の墓が、いつのまにか安徳天皇稜にへんげしたのかもしれません。

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