二 十 世 紀 梨 の 緑 も 熟 れ き り て

にじゅっせいき なしのみどりも うれきりて

九州では見かけることのない、鳥取の二十世紀と名前のついた、うす緑の小ぶりの梨。

ずいぶん前に亡くなった生母が毎年この季節になると、送ってくれていました。

「血は水よりも濃い」というけれど、いちばんたいへんな時に、助けてくれなかった肉親は、それだけのものでしかないというのが、寂しいけれどわたしの実感です。

なぜ、父親が引き取って、あの継母に育てさせたのか、虐待につながること容易に想像できたはず。

母親が引き取って、養育費を取ればよかったじゃないか。

ウスウスでも、虐待に気づいていた父は、外ヅラが良く、外の人間関係に逃げ、じっくり確かめることすらせずにというか、できなくて、継母の手前、三番目の、再婚でできた妹ばかりかわいがった。

55歳で死んだ。

もっと早く死んでよかった。

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